「ママ友の心を癒す。“おいしい”は魔法」

きっかけは「今日はカップ麺かな…」の一言
先日、ちょっと嬉しい出来事がありました。
同じ保育園に通う年下ママ友さんが、初めてわが家に遊びに来てくれたんです。送り迎えで顔を合わせて話す仲だったけど、家に招くのは初めて。私も少しドキドキしました。
きっかけは夫。お迎えの時に彼女が「今日はカップ麺かな…」と保育士さんに話しているのを耳にしたらしく、「何か大変そうだったから、うちに誘ってみたら?」と言ってくれたんです。
少し迷いながら連絡してみると、返ってきたのは
「…本当に行ってもいいですか?」
というちょっと遠慮がちな返事。きっとワンオペ育児でぐったりしていたんだろうな、とその一言からも伝わってきました。
大慌ての片付けとおもてなし準備
来ると決まったら大慌て!散らかったリビングを一気に片付けて、とりあえず余計なものは寝室に隠す(笑)。こういうときの片付けスピードって、自分でもびっくりしますよね。
いざ到着してみんな揃ったら、まずは冷えたスパークリングをシャンパングラスに注いで乾杯。グラスが変わるだけで気分も上がる〜。彼女も「やったー!」とにっこり。日頃の育児を労う気持ちを込めて、「おつかれさま〜」と乾杯しました。
お好み焼きと調味料トークで盛り上がる夜
子どもたちは隣で大はしゃぎ。私たちはお好み焼きを焼きながら、子育ての話はもちろん、普段の料理や「この調味料おすすめ!」なんて話でも盛り上がって。夫も久しぶりに外の人と食の話ができて楽しそうで、なんだか私まで嬉しくなりました。鉄板の上でお好み焼きがじゅうじゅう音を立てるたびに、自然と会話も弾んでいきます。
「やっぱり誘ってよかった」心がほぐれる時間
翌日、保育士さんから「昨日は本当に助かりましたって言ってましたよ!もう救世主だった!って」と聞いて、胸がじんわり。こちらこそ来てくれてありがとう、と思えるくらい楽しい時間だったんです。
やっぱり誰かを家に招いて「一緒に食べよう」ってするのは、ちょっと勇気がいるけれど、それ以上に心が満たされるもの。お店じゃなくても、家で囲む一皿が誰かの力になることがあるんだなぁと改めて思いました。
おいしいは小さな魔法
やっぱり「おいしい」って魔法。
疲れた心をほぐしてくれる、幸せを連れてきてくれるんだな、としみじみ感じた夜でした。